2019年振り返り 各月ごとに

こんにちは。ぐんじです。

 

 

なんか気づいたら2019年が終わることになってる。もう本当にはやすぎて意味がわからない。特に9、10月あたりからの加速がエグくて、10月になったのが信じられないうちに11月になって、11月になったのが信じられないうちに12月になった。そして年が終わる。

 

 

でも、この話を詩歌の人たちに言うと、ぐんじくんの歳でそうなら、われわれはもっととんでもないはやさで過ぎていってるよ、と言われる。ああそうですかあ、としか返事ができないけれど、たぶん同じことを俺もいつか言うことになると思うと、複雑な気持ちだ。

 

 

ていうか、こういう語り方がなんか〈年末振り返り〉テンプレートっぽくて、自意識こじらせマンとしては、ぐええとなる。しかしこういう振り返りしかできそうにないのでこういう感じでいきます。

 

 

ではさっそく、1月から。

【1月】

 

特に記憶がない。新年句会と歌会ぐらいは行ったかな。写真もぜんぜん撮ってない。スマホの手帳のアプリにもなにも書いてないし、たぶん本当になにもしていなかったんだと思う。

 

 

試験勉強ばかりの日々。

 

 

【2月】

 

第1回笹井宏之賞で最終選考に残った。ほぼ初めて作った連作だったから、最終まで残ったのはとても自信になった。連作ができあがった瞬間は賞とれる気まんまんだったけど、後で見直してみると普通に下手くそでへこんだ。

 

 

20日あたりからオーストラリアに1ヶ月間短期留学に行った。オーストラリアのリズモアを散歩しながら、松風の創刊号を作ろうかとぼんやり考えていた気がする。そんな感じで終わった2月。

 

 

 

 

【3月】

 

18日くらいまでオーストラリアにいた。すっごい普通な表現をすると、一生の思い出ができた。例えば、町を歩いていたら国に帰れって言われたり、薬物を勧められたので断ったらファックって言われたり、長期プログラムのクラスに間違って入れられてぜんぜん授業についていけなかったり、それはもう最高だった。

 

 

イチローが引退記者会見で、海外行ってはじめて相手を思いやる気持ちが本当の意味でわかったって言ってたけど、いやーもうそんな感じっす(適当)。

 

 

帰国してからは松風創刊号の特集のために辻聡之さんにインタビューをした。4時間くらいずっと辻さんと話してて、ぼくはとても楽しかったけど、辻さんはどうだったろう。当時はまだそんなに面識がなかったから、もしかしたらちょっと引かれたかもしれない

 

 

インタビューは最初に3万字ほど書き起こして、最終的には1万6千くらいまで削った。あと、ページ数を減らすために文字ポイントをやたら小さくした。どうせ赤字なんだからそういうところでセコくないほうがよかったと後々後悔。創刊号の在庫はまだ少しあるので、欲しい方はお声をかけてもらえれば。3月おわり。

 

 

【4月】

 

サークルと部活の新歓をした。ありがたいことに松風に数名入会してくれたので、なんとか次につながりそうという感じになった。後半は松風創刊号の準備に追われている記憶しかない。4月おわり。

 

 

【5月】

 

月の頭に小倉唯のライブに行ったので元気がめっちゃあったと思う。文フリでは松風創刊号を売った。でも、当日は熱を出してしまって、会場で食べたカレーを駅のトイレで吐いた。

 

 

月の真ん中あたりでは『あしたの孵化』の批評会があった。スタッフとして写真撮影ばかりしていて、あんまりパネリストの発言を覚えていない。辻さんのバームクーヘンシャツはよく覚えているけど。

 

 

月の終わりでは武田さんと上條さんとポケモンの映画を観に行った。 ストーリーは普通だったけどバリヤードとかカビゴンが可愛かった からおーけー。

 

 

あとは短歌研究新人賞とかりん賞の応募をした。原稿を手書きで作る時間がなかったのでどっちもWordでプリント。短歌研究のほうは本当にやばくて、直前に歌を差し替えたり祝日にやってる郵便局を探したりてんやわんやだった。しかも、アホだから郵便局でのりとかペンとかホッチキスとかぜんぶ借りた。5 月終わり。

 

 

【6月】

 

6月もあんまり記憶がない。誕生日がきて、ひとつ歳をとった。 本当はこの月にやるはずだった写真部の学外展を延期した。 忙しさを言い訳にしていたけど、結果的に12月のほうがぜんぜん 忙しいから先にやっておけばよかった。まあ、 引退を延長したおかげで部活のみんなと一緒にいられる時間も増え たから、いいんだけど!

 

 

月末には『かざぐるま』の批評会に行った。 たしかここではじめて狩峰くんと会った気がする。あれ、『 あしたの孵化』のときだったかもしれない。 狩峰くんはめっちゃいい人なので、とにかく友達になれてよかった (別に悪い含みはないです)。6月おわり。

 

 

【7月】

 

7月は1年を通して1番心が動いた月だった。第1週には、 歌林の会からかりん賞受賞の連絡がきた。1回目の応募でとれると 思っていなかったから、なんか得したような気分になった(すごく 嫌われそうな言い回し)。 そうは言ってもシンプルに嬉しかったので両親や先輩にはいえーい ってLINEした。

 

 

第2週には、短歌研究社から短歌研究新人賞受賞の連絡がきた。 ちょうど夕寝をしているときだったから、1回目の着信には出られ なかった。実は、 このくらいの時期に連絡がくることを工藤吉生さんのブログを読ん で知っていたので、 知らない番号からの履歴にとんでもないくらい心臓がバクバクした ことをめっっっっちゃ覚えている。折り返しの電話をしたら、 編集の人におめでとうございますってまず言われて、 うわーーーありがとうございますありがとうございますってひたす ら言っていた気がする。 庭をぐるぐる歩きながら今後の予定とかを聞いて、 電話を切ったあとはその足でおばあちゃんとおじいちゃんに報告に いった。 何言ってるのかよくわからないみたいな反応をされたけど、 やたら喜んでいるのだけは伝わったみたいで、ノリで1万円くれた 。

 

 

受賞のお祝いをTwitterでもリアルでも2週間くらい毎日い ただいて、本当にありがたかった。 特に山階さんと狩峰くんがひらいてくれたお祝い会には感謝……。『風にあたる』も最速入手! 7月おわり。

 

 

【8月】

 

受賞後第1作と細かい原稿にひたすら追われながら、 今年も盛岡の短歌甲子園へ行った。大会の前日に一部のOBOGたちでご 飯を食べたとき、工藤さんが花束をくれて、 わああああとなった。 花束をもらうと人はわああああって感じの心持に本当になる。本当です。

 

 

月末には、学生短歌合宿にはじめて参加した。 早稲田短歌会以外の大学短歌会の人とほぼ会ったことがなかったか ら、とても刺激になった。友達もたくさんできた! 村上くんとか久永くんとか石井くんとか!
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とても奥多摩

 

 

あと、新人賞受賞作が載った「短歌研究9月号」が短歌甲子園の後に発売された。 8月おわり。

 

 

【9月】

 

くどうれいんさんが、書肆侃侃房のwebで連載しているエッセイ「うたうおばけ」で、僕が盛岡に行って話したことを書いてくれた。

第11回 秩父で野宿(くどうれいん)|書肆侃侃房 web侃づめ|note

飲み会で旅行の話が出るといつもこうなる…。

 

 

あと、人生ではじめて富士山に登った。 その日に行ってその日に登るとかいう完全なアホムーヴをかました 結果、 下山したときはもうメンバー全員ぐでぐでのでろでろで地獄だった 。おまけに俺はドライバー役だったので、 吐き気をおさえながら産まれたての小鹿のようにふるえる足と手で 旅館まで運転をした。そして次の日は案の定無理がたたって40度 近くの熱を出したわけだけど、 今となってはそれも含めて大切な思い出になってしまった。 時間の流れって怖い!
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富士山頂からの1枚

 

 

もうひとつよく覚えているのは、短歌研究新人賞の授賞式。 授賞式は講談社の最上階で行われたのだけど、 夜景がとてつもなくきれいで、これが残業の灯りか…… っていうお約束のやつをつぶやいた。 段取り通り受賞の言葉を言って、中野さんのダンスを見て、 お酒を飲んで、ごはんをたべて、 たくさんの人にあいさつをしている間に、 一瞬で授賞式は終わった。その後は二次会に行って、 三次会に行って、オールカラオケに行って、日高屋に行って、 朝になって、わせたんの連作会に行って(声かけてくれた阿部くん ありがとう!)と、とんでもなく疲れる日程だった。 今でもたまに思い出すけど、 あまりの疲労にもしかして夢だったんじゃないかと勘違いする。 ちなみにいただいた花束(歌林の会、若月会、北赤羽歌会から)は あまりに多すぎたので、武田さんと狩峰くんにおすそわけした。 元気にしてるか、花! いや、もう枯れているだろうけど。あとたしか、その日に受賞後第1作が載った「短歌研究10月号」が発売された。

9月おわり。

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講談社最上階から。

 

 

【10月】

 

10月はずっと風邪をひいていた気がする。9月10月と合わせて 謎に8回くらい熱を出していて、内臓がイかれたのかと思った。 そんな日々にありがたいことに外大短歌からインタビューの依頼が 来た。

 

 

インタビューでは2時間半くらいお話をして、その後、 山城さんが吟行に行くとのことだったのでひょこひょこつ いていった。 吟行では歌を作ったことよりも六本木の虫展の迫力がすごかったこ とと1000円の意識高いハンバーガーがおいしかったことのほう が記憶に残っている。

 

 

月の後半では、 茨城県高文連主催の文芸大会で短歌部門の講師を田中拓也さんとご 一緒するというとても貴重な機会をいただいた。 短歌のレトリックや読みを明確な上下関係のもとに教えるというこ とは、 一歩間違えると生徒さんたちの才能を潰すことにつながるから、 とても怖いことだと思いつつも、非常に勉強になった。 よい出会いもあった。

 

 

あと、すっげえ短いけど「かりん10月号」に文章を書いた。10月おわり。

 

 

【11月】

 

『風にあたる』の批評会に行った。
 いぬいさんのパネルを楽しみにしていたのだけど、今までのパネラーとは明らかに違うレジュメ配っててふいた。平岡さんも小論文を配るし、この批評会特殊すぎる。もちろん印象がおもしろいってだけじゃなくて、中身はガッチガチ。

 

 

いぬいさんの〈クイズ的~〉、平岡さんの〈箱庭感~〉、黒瀬さんの〈身体的モダニズム~〉の話にはとても考えさせられた。染野さんのまとめ役もプロって感じ。

 

 

24日には文フリへ。自分のインタビューが載った「外大短歌10号」を2冊いただく。けっこう売れたらしくてよかったよかった。文フリで買ったもののなかでは、Q短歌会の機関誌がおもしろかった。特に森さんの巻頭の言はみんな読もうね。

 

 

ちょろっと明星研究会にもいきましたとさ。11月おわり。

 

 

【12月】

 

森絵都さんのイベントに阿部くんと行ってきた。森さんの作品には暗黒の中学時代を救ってもらった経験があるので(勝手に救われたので)、現実で話せたときは感動しすぎて感動した。

 

 

あと、文学関係の話ではないけど、写真部の学外展を終えた。いつまで居座るんだこの先輩たち(本来は6月引退)って本当は思われていたかもしれないけど、それでも仲良くしてくれたので後輩には感謝……。

 

 

そういえば、つい先日に大学短歌バトルの予選通過組が角川短歌で発表された。無事に突破できたので、来年の2月に向けて歌を作るぞ~~~。12月終わり。

 

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みなさまのおかげで楽しい1年間になりました。

来年もよろしくお願いします。ちょっと俳句がね……おろそかになっててまずい。俳句がんばろう。例の奨学金のサイトには俳句を投稿しているのだけど、はたしてどうなるのか。

 

 

最近は詩っぽいものも書きはじめていて、次の江古田文学には、〈勝手に詩歌トライアスロン〉(タイトルじゃないですよ!)を掲載してもらう予定です。3月発売とまだまだ先ですが、ぜひぜひ。

 

 

2019年の9月以降、各総合誌、新聞時評、結社誌時評では、作品を多く取りあげていただいてとてもありがたかったです。ですが、その反面若者らしさとか生きづらさという評にどうしても回収されてしまうのがくやしかったです(そう回収されるように書いている部分もあるのでずるいっちゃずるい発言ですが)。意識的にそういうものには寄りかかり過ぎない詩を書くことが今後の目標です。

 

 

最後に、仕事ください!(創作面でも就職面でも)(仕事ってのはとってくるものなんだよオラァ!)(連絡先はこちらです→kazuto.06040905@gmail.com)

 

ばいばい。