空の青さを知る人よ 感想

台風19号が来る前に『空の青さを知る人よ』を観た。


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けっこうセリフで、女のくせに、とか、女であえてそれをするのかっこいい、とかあって気になった。でも、就職する生徒が多そうな高校の進路相談の場面を描いたり、基本的に登場人物が恋愛脳だったりするところを考えると、田舎特有の遅れてる感を演出するためにわざとやってたんかな。

 

だとしても若干田舎への印象がステレオタイプな感じがする。まあ実際のところそうだしなんも言えんけど。自分の地元だってそうだし。あと、岡田さんの地元なのもあって、秩父の事情は岡田さんが一番わかってるんだろう。

 

 

あの花やここさけもそうだけど、キャラに最初からあだ名(あか姉、しんの、みちんことか)があるのって、その世界の中にも時間が確かに流れていることを感じさせてくれて不思議な心地よさがある。

 

映画によるけど、2時間の上映のあいだでは1週間から1ヵ月くらいしか経過しないのが主だと思う。そのなかで人物間の関係性をある程度提示するのには便利な道具になるんだろう。

 

 

田舎を舞台にする作品はどうしても都市と地方の対立を扱ってしまうと思うんだけど、新海誠が都会最高!!なのに対して、岡田さんが比較的地方にいること、地方を選ぶことを、肯定とまでは言えないがほんのり寄り添ってくれているところに救われている。今作で言えばあか姉の選択とか。

 

当たり前だけどこの世界には、中卒も高卒も多浪人も引きこもりもニートも地方住も肉体労働も工場ラインもいるよ。みたいなことが頭によぎる。

 

とりあえずとてもよいので観ましょう!