短歌のなかの弟

現代短歌の家族の歌って、結構偏りがあるきがする。妹を詠んだ歌、母を詠んだ歌はよくあるのに対して、弟を詠んだ歌はあまりないような。父を詠んだ歌をは中間くらいだろうか。

のつちえこさん企画の長子ネプリに出した歌と「かりん」1月号に弟を詠んだ歌をいくつか乗せたのでミックスしてここに置いておく。



停電の理由を知らずおとうとは宿題をしている春の夜

おとうとのパレットを代わりに洗うあのころ一日ゆっくり過ぎた

どうしたのと問えば湯船に沈みゆくおとうと そうか明日からプール

おとうとの絵日記にいるわたくしは腕が四本関節はない

はつなつの木陰を歩くおとうとに噴水のように手を降っている



うーん。やっぱり妹にボールを投げたほうかストライクになりやすいのだろうか。それか、異性であることがポイントなのかな。